光熱費ゼロでトロトロ温泉たまごの作り方。ほっとくだけで簡単!




パスタ、そうめん、ほうれん草のおひたしなどなど、毎日の食事作りには”お湯で茹でる”という工程がいっぱい出てきます。

その熱湯のゆで汁、そのまま捨てていませんか?

いつもは捨てちゃうだけのゆで汁で、トロトロの温泉たまごができるんです。

まずは通常の温泉たまごの作り方

温泉たまごはその名の通り、卵を温泉につっこんどけばできます。
具体的には、

  白身が固まる温度 約80℃

  黄身が固まる温度 約70℃

この差を利用して卵を70℃前後のお湯に30分つけることで、黄身の方が程よく固まり、トロトロのおいしい温泉たまごができあがります。

でも70℃とか絶妙な温度管理を30分もできませんよね。

熱湯ゆで汁がもったいないと思った

お湯を2リットル沸かすためには、水道代、ガス代、貴重な時間などコストがつぎ込まれています。
そして2リットルの熱湯なんて、理系としては決して無視することのできない熱エネルギーのかたまり!

私はその熱湯のゆで汁をただ捨てるのがもったいないなぁと思い、食器用スポンジの熱湯消毒に使っていました。
でもスポンジ1個に、リットル単位の熱湯は多すぎます。

また、ゆで汁で他の食材をゆでるのも気がひけます。

あ。これはもしやと思い、ゆで汁に冷蔵庫の卵をコロンと入れてみました。

そのまま忘れても大丈夫

火にかけているわけじゃないので、そのまま忘れて放置してしましました。

いいお湯加減もすぎたくらいに割ってみたところ、なんということでしょう。中から、理想的なトロトロの温泉卵が現れたではありませんか。

手間なし簡単。夕食も一品増えて、旦那も満足。めでたしめでたし。


次の日も調子に乗って、ゆで汁に卵をコロンと入れて放置しました。
ちゃんと牛丼も作って、温泉卵を受け入れる準備は万端です。

しかし、出てきたのは結構ハードめな半熟卵でした。私の牛丼・・・

どうやらワクワクしすぎて、卵を冷蔵庫から取り出したのが早すぎたため常温になっていたようです。
加熱開始温度が高いので、白身も固まってしまったのです。

それから何回かやってみましたが、室温やお湯の量、鍋の素材などに出来上がりの状態が左右されるようです。

うちでのトロトロの条件は、こんなんでした。
・卵がかくれるくらいのゆで汁の量。
・冷蔵庫から出してすぐの卵を入れる。
・鍋の蓋はしめる。

料理は科学!このデータを参考に、どうぞご自宅でのトロトロ最適化を目指してみてください!

まとめ

捨てる運命の熱湯ゆで汁を有効活用。

1パック10個で100円のセール品の卵が、立派に夕食の戦力に早変わり!

ほっとくだけなので、ワーママもおっちょこちょいも大丈夫。


今日もちまちま節約します!